たま 虚血性腸炎で入院しちゃった話

たまの徒然草

こんにちは。
たまです。
ものすご~く久しぶりのブログ更新になります。

先日、入院する羽目になったときのことを
忘れないうちに書いておこうと思います。
同じ症状の方へ、参考になれば幸いです。

ことの発端は2022年4月16日(土)。
おいしいラーメンを食べたいと夫が言うので、
ちょっと遠出(車で30分ほど)して
こってり系の人気ラーメン店に行きました。

起きるのが遅かったので、
14時半ぐらいに着いて、食べ終わったのが
15時過ぎだったと思います。

こってりラーメンだったので
口直しに駐車場の自販機で缶コーヒーを買い、
帰路につきました。

帰宅途中の車の中で
お腹が痛くなり、と言っても、
このときは、ちょっとぐるぐるするぐらいでした。

遅い昼食だったのでお腹が空かず、
夕食はごく軽めにとりました。

なかなか腹痛が治まらなくて、
夕飯後から下痢になり。数度トイレに駆け込んで、

もう、出るものないぞと思った頃に
お尻を拭いてびっくり。

人生初の下血でした。

生理の血のような状態で、
便器が真っ赤。

お腹は痛いけど、今まで経験したなかでは
軽いほうで、血が出ていることに
本当にびっくりしました。

黙っておこうかと思いましたが、
2回目3回目のトイレでも血が出るので
出血していることを夫に報告。

とりあえず、朝まで待って様子見て
病院に行くか決めることにしました。

翌朝、夫がコンビニでおかゆを
買ってきてくれましたが、
朝一もまだ下血が続いていたので、

日曜当番の病院に状況を電話したところ、
「入院の可能性が高いです。食事抜きで来院してください」
とのこと。

え!まさかの入院?
と、おののきながら、夫に付き添われて
病院に向かいました。

病院の先生に
下血の状態を写真で見せ、今朝も出血していたことを話すと、
CTを撮ることに。

結果、「虚血性腸炎ですね」

CTの画像を見せながら先生が説明してくれましたが
「ここ、腫れてますよ~」と言われても、
素人目には全くわからず。

治療は絶食すること。

とにかく、腸を休めるのが大切だそうで、
お茶と水はOKですが、他は一切食べてはいけないと。

絶食中は24時間点滴で水分と栄養補給。

手術とか、特別な治療が要らない点は
ラッキーでしたが、食べられないのは辛い。

食べるの大好きですからね。

診察室の前で待っていた夫に
入院になったことを伝え、

私はそのまま入院。
夫には着替えその他諸々を
取りに行ってもらいました。

入院当日受け取った入院計画がコチラ↓

ありがたいことに
病室でスマホを使え、Wi-Fiも使えたので
さっそく虚血性腸炎について調べました。

やはり、治療は絶食。
だいたい1週間程度で治まる。
というのは、いくつか見た情報と一致していました。

私が診察を受けた病院は、虚血性腸炎にかかわらず
下血してたら即入院という方針のようでした。

検索して見た情報の中では、
必ずしも入院ではなく、自宅で療養もあるようです。

とはいえ、絶食。
点滴が必要なので、おとなしく入院
したほうが良いでしょう。

絶食中は24時間点滴でした。

この点滴がごはん代わりです。
だいたい、1日4,5本だったので
1000キロカロリー/日といったところでしょうか。

どんなにかお腹が空くだろうと覚悟していましたが、
意外や意外、たいして空腹を感じず。

普段生活していて、夜中に小腹が空いたときの方が
よっぽど空腹を感じるぐらい。

驚くほど空腹に対して平気でした。

腸が弱っていたせいか、
点滴と飲水で3リットルぐらい水分補給していたせいか。
不思議なものですね。

余談①
診察を受けて採血の最中に
管から血が逆流して噴き出し、
採血台にタバコの箱大の血だまりができました。

病院慣れしている私(小さい頃大病したので)でも、
なかなかの光景。

人によってはパニックになりそうな
噴き出し方でした。

余談②
点滴は24時間でしたが、寝ている間とか
気がつくと点滴液がなくなっていることが
5回ぐらいありました。

一番ひどいときで、2メートルぐらいある
点滴管の、半分ぐらいに空気が入っちゃってました。

看護師さんは空気抜いて点滴バックを交換
してくださいましたが、

素人目に、もうちょっと抜いてくれないかな~と
心の中で思いました。

血管に空気が入っても、ちょこっとなら
身体に悪影響はないそうですが、

あんまり血管の中に
空気が入っていく様は見たくないですね。

スマホがあるので入院中も
Twitter投稿はかかさず投稿できました。

暇なのでアンケートサイトでポイ活を
やっていましたが、

手を動かすと(特に親指)、
点滴針のせいで段々手が痛くなってきて、
長時間スマホは見ていられませんでした。

持ってきた本を読み、
あとはひたすら寝るのみ。

私が入った病室は4人部屋でしたが、
私1人だけで、やったー!と思っていたのもつかの間、

入院2日目には
「部屋移動しますね~」と、年配の奥様方3名が
いらっしゃる部屋に移動。

なかなか賑やかな方々でした。

入院中は毎朝、小便大便の回数と状態を
報告せねばならなかったので、
時刻と回数を記録していましたが

きれいに2時間おきにトイレに行っていました。
なので、12回/日。点滴のせいでしょうね。

夜中も尿意で
2時間おきにトイレに行かねばならんのは、
同室の方々に迷惑になりそうで
ちょっと困りものでした。

4月17日朝、下血したのを最後に、
たいして腹痛もないし下血もないしで、
順調に回復し、

入院5日目4月21日の朝から
普通食のお許しがでました。
24時間点滴も丸4日間で終了。

普通食に戻ったら、
トイレの回数が半分になりました。
点滴してたときは腎臓フル回転だったんだろうな。

↓点滴針を抜いた跡。
開放感がハンパないです。

結局、丸4日半ぐらい絶食していて、
体重は3キロぐらい減りました。

そのままをキープできりゃ嬉しいところですが、
退院して2日後には元の体重に戻ってました。

絶食していたのだから、
最初はおかゆか、それに近いものだろう
と推測していましたが

通常食でびっくり。

↓絶食あけ最初のごはん

食べられるって素晴らしいと
かみしめながら食べました。

写真のたまごソース、
私的にはウニのようでした。
見つけたらまた食べたいですね。

普通食に戻っても特に問題なく
下血もないことから、
入院6日目に退院することができました。

愛猫ぽてちに忘れられてやしないかと
心配していましたが、
盛大なお迎えはないものの警戒はされず。
ひと安心。

やはり自宅がいいですね。
病院のベッドは堅かった。

気になる入院費用ですが、
6日間の入院で病院からの請求は
66,650円でした。

入院手続きのときに、病院事務の方に教わって
高額医療の限度額認定証の申請をしましたが、
限度額を超えていなかったので返金なしとなりました。

医療保険は県民共済に加入していたので
申請したところ、入院1日につき4500円だったので、
4500円×6日間=27000円
もらうことができました。

しかしながら、県民共済に申請するのに
必要な書類を病院に書いてもらうのに
4000円。

今回の入院にかかった費用は
43,650円となりました。

今回の病気は治療費が
ほとんどかからなかったから
ラッキーでした。

それにしても、保険料申請書類に4000円。
保険料の1日分がふっとぶやん。

別の病院でインフルエンザの診断書が
1500円ぐらいだったから、
せいぜい2000円ぐらいだろうと高をくくっていました。

診断書とか書類ってもうちょっと
安くならないものかな、と思ったしだいです。

それから、入院にあたって
身元保証人が必要でした。

夫だけではダメで、
家計が別な、他の人が必要だったので
夫のご両親に頼りました。

私は実親と絶縁状態なので
独身のときに病気入院となったら
困っただろうな・・・。

夫と義両親に感謝です。


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